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06月12日-03号

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  1. 宇土市議会 2008-06-12
    06月12日-03号


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    平成20年 6月 定例会(第2回)         平成20年第2回宇土市議会定例会会議録 第3号             6月12日(木)午前10時開議1.議事日程 日程第1 質疑・一般質問  1.福田慧一議員   1 教育問題について   2 水道問題について   3 定員適正化計画について  2.九谷新吾議員   1 運動公園駐車場確保について   2 宇土市の歴史的人物の顕彰について 日程第2 常任委員会に付託      (議案第47号から議案第61号) 日程第3 常任委員会に付託(請願・陳情)2.本日の会議に付した事件 議事日程のとおり3.出席議員(17人)    1番 芥 川 幸 子 君       2番 山 村 保 夫 君    3番 九 谷 新 吾 君       4番 上 村 雄二郎 君    5番 西 山 宗 孝 君       6番 野 添 正 利 君    7番 杉 本 信 一 君       8番 堀 内 千 秋 君    9番 西 山 誠 一 君      10番 北 村 静 剛 君   11番 村 田 宣 雄 君      12番 田 代 厚 志 君   13番 浜 口 多美雄 君      14番 福 田 慧 一 君   16番 中 山 新之助 君      17番 中 村 忠 儀 君   18番 岩 本 廣 海 君4.欠席議員(なし)5.説明のため出席した者の職・氏名 市長      田 口 信 夫 君    副市長     太 田 龍 生 君 教育長     木 下 博 信 君    総務企画部長  池 田 信 夫 君 市民環境部長  小 沢 憲 一 君    健康福祉部長  朽 木 義 一 君 経済部長    園 村 良 一 君    建設部長    久多見 良 三 君 教育部長    山 内 清 人 君    総務課長    益 田 輝 明 君 自治振興課長  山 本 克 則 君    企画情報課長  石 田   泉 君 財政課長    中 田 雄 士 君    水道課長    野 添 秀 勝 君 監査事務局長  野 口   敏 君    学校教育課長  荒 木 繁 男 君 文化振興課長  高 木 恭 二 君    スポーツ振興課長 境   幸次郎 君6.議会事務局出席者の職・氏名 事務局長    西 本 孝 一 君    次長兼議事係長 山 本 和 彦 君 庶務係長    宮 田 裕 三 君    議事係参事   嶽 本 圭 司 君               午前10時00分開議            -------○------- ○議長(浜口多美雄君) おはようございます。 これより,本日の会議を開きます。            -------○------- △日程第1 質疑・一般質問 ○議長(浜口多美雄君) 日程第1,質疑並びに一般質問を行います。発言通告があっておりますので,順次,これを許可します。 14番,福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) おはようございます。日本共産党の福田です。今回は,教育問題など3点について質問をいたします。市長をはじめ担当部長の誠意ある答弁をお願いいたしまして,質問席より質問をいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) まず,第1点の教育問題についてでありますが,小中学校の教材問題や学校図書費の充実など,2点にわたって質問したいと思います。 教育部長にお尋ねいたしますが,文科省は国が全国の市町村に交付税として財政措置をした教材費学校図書の購入費がどのように使われているのか,この実態調査を行いまして,その結果を最近相次いで発表しておりますが,それを見ますと,教材費では全国の自治体の66%が国の財政措置以上の予算を計上しているけれども,約3分の1がそれを下回っていると,こういう発表をしているわけであります。熊本県は38.5%で,6割以上が下回っているということでありますが,本市の場合どのようになっているのか,まずお伺いをいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 教育部長山内清人君。 ◎教育部長山内清人君) 教材費の流用が報道されているが,宇土市の交付税の予算措置はどのような対応をしているのかというご質問にお答えします。 小中学校の18年度の地方交付税算定基礎となる「基準財政需要額」は,2,609万5千円で,実際の教材費の購入に充当した額は,決算額で1,497万1千円となっています。交付税措置額に対する予算措置率予算執行率)は,57.4%となっています。ちなみに熊本県は,先ほど議員言われましたように38.5%となっています。宇土市としましては,財政事情の厳しい中,教材費の100%予算化は実現していませんが,子どもたち教育環境充実のために,市単独事業として住吉中校区の「そろばんの時間派遣事業」,日常生活の介助や学習支援などを行う「特別支援教育支援員事業及び少人数指導員事業」,不登校の子どもたちの居場所としての「自立支援教室事業」,通称ホットスペースと申しております。住吉中,網田中の「心の教室相談員事業」など,特色ある取組みを行っているところです。また,ハード事業としても,宇土小,網津小改築事業をはじめとする学校施設耐震化事業小中学校バリアフリー化事業小中学校図書館空調機設置事業など,教育環境整備の充実を図っています。今後は学校教材の整備についても十分な予算措置に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 国の交付税措置に対しては,教材費の購入費に充当されたのは57.4%ということであります。100%充当されていない理由としまして,宇土小や網津小の改築事業学校施設耐震化事業や,単独事業といたしまして不登校の子どもたちの居場所としての自立支援など,特色がある事業に取組んでおると。確かに厳しい財政の中で,子どもたちの安全な施設で安心して勉強ができるように,このような立場から2つの小学校の改築事業や3つの小中学校耐震化事業など,これらの努力については評価するものでありますが,それらを理由にして100%予算化できないと,こういうことにつきましては認めるわけにはいかないわけであります。 次に,学校図書費の充実問題について質問いたしますが,子どもの成長や学力向上にとっては,読書活動は欠くことのできない大変重要なものである,こういう立場から,国は学校図書の充実を図る,この予算措置をして進めてきているわけでありますし,各学校に対しましても,基準をはっきり設けて,その基準を達成するようにと,こういうことで平成14年から18年までの5年間にわたって財政支援してまいりましたし,さらに19年度から23年度までに引き続き支援を行う,このようにしておるわけでありますが,現在の本市の場合,こうした予算計上はどうなっているのかということと,各学校,あるいは小学校,中学校全体でも結構でございますが,この国が決めた学校図書基準達成率はどうなっているのか。この点について質問をいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 教育部長山内清人君。 ◎教育部長山内清人君) 平成14年度から5ヵ年計画,引き続き平成19年度から平成23年度までの5年間に図書標準の達成を目指すよう交付税措置がされているが,宇土市の学校図書の取り決めはどうなっているのかというご質問にお答えします。 まず,小中学校図書購入費の予算額は19年度530万3千円で,交付税措置額は420万円となっておりまして,割合としては126%になっています。今年度の予算額は前年比22%増の644万5千円を計上しています。各学校とも読書活動を活性化するために,市派遣の学校図書司書補を中心に,教職員の協力を得ながら,子どもの知的活動を増進する図書選択を行い,読書の楽しさや様々な興味,関心に答えるよう魅力的な学校図書館図書の整備・充実を図っています。また,全校一斉の読書活動の推進や保護者やボランティアによる読み聞かせなど,子どもの読書活動を推進する取組みも年々充実させています。 次に,平成20年3月31日現在の学校図書標準達成状況は,平均で小学校85.5%,中学校85.9%の達成率となっています。宇土市で学校図書標準を達成している学校は現時点で1校だけでありますので,学校図書館図書の一層の整備を促進するため,学校図書館の充実の必要性について,学校だけでなく,地域,保護者を含めた関係者の理解増進に努めながら,23年度までの全校目標達成に向け,今後とも努力してまいります。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 19年度については,国の基準予算措置を26%上回っている。新年度につきましても,前年よりも上回っているということであります。現在,小学校の国が決めた基準達成率は85.5%,中学校が85.9%ということでありますし,引き続き目標に向かって努力していきたいということでございます。 そこで教育長にお尋ねいたしますが,23年度までにこの各学校の図書の基準を達成するためには,やはり毎年,毎年度にどれだけ各学校で予算措置が必要なのか,こういう計画を組んで,財政課とも十分話し合いをしながら進めていく,教材にしてもそうだと思いますが,こういうことをしていくが大事だと思いますし,これらを進める上で教育長の責任は大変大きいと思いますが,教育長目標達成のための決意と考え方についてお聞きしたいと思います。 ○議長(浜口多美雄君) 教育長木下博信君。 ◎教育長木下博信君) お答えいたします。 まず,1点目の学校教材についてでございますが,教育部長の答弁のとおりであります。学力充実体力向上,それから道徳心の育成について,各学校においては,その授業づくりに一層創意工夫をしていただきます。教師によっては手作りの自作教具を開発する人もいます。今後もよりよい教材教具の整備をしていくように努めてまいりますが,議員ご指摘のとおり,計画を立てて,しっかりとやっていきたいというふうに思います。 次に,お尋ねの学校図書につきましては,先ほど部長が答弁しましたが,これにつきましても年次計画等を立ててやっていきたいというふうに思っております。 私は,最近,ある方の著書「逆境の中にこそ夢がある」というものを読みましたが,ちょっと痛く感じるところがございまして,その方は子ども時代大変貧しい生活を強いられていて,しかし唯一小学校の図書室にあった図書を読む楽しみを見出したというふうに書いていらっしゃいます。そして,中高時代,中学生,高校時代は,今で言うニートであったと。しかし,本だけはもうしっかり毎日読んでいたということで,その方はその後,世界に羽ばたくといいますか,アメリカに行かれて勉学をされ,日本に戻ってこられ,そしてご承知のように,今,熊本に帰って活躍していらっしゃるわけでございます。大変その学校図書については大きな夢を育む重要な意味があると思いまして,私も再認識したところでございまして,今,議員がおっしゃいますようなことにつきましても,しっかりとやっていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 今,述べられましたように,1つの本との出会いがその人を大きく変えていく,あるいはまた成長させていく,こういう機会もつくるわけでありますし,ぜひ23年度までの各学校の基準達成に向けて取組んでいただきたいと,このように思うわけであります。 次に,水道問題について質問をいたします。 市の水道事業では,平成16年にはじめて決算で赤字を計上しております。これに対しまして,市の監査委員会は次の点を指摘しているわけであります。過去5年間の推移表が示すとおり,13年度をピークに毎年経営状況が悪化しており,今年度は損失を生じる結果になった。なぜ損失に至ったのか,その原因を詳細に分析する必要がある。将来的には,利益剰余金の取り崩しなど深刻な問題が予測される。そのため,料金の改定,諸経費の削減,一般会計からの繰り入れも考えられる。さらに,上天草宇城水道事業団への助成金,平成20年度供用開始走潟地区での整備工事,その他建設改良工事等々を勘案して,今後の厳しい経営状況をどのようにして乗り切るのか。早急な財政収支計画書の策定をお願いする。このような意見書を付けているわけであります。これを受けて,水道課では,その翌月の7月に水道事業健全化計画をつくりまして,水道事業者であります田口市長名健全化計画書監査委員会に提出されております。この健全化計画書を見ますと,1つは水道料金収納率の向上を上げて,その中身といたしまして未納者への給水停止の実施,下水道課との夜間徴収の強化となっております。2として,経費の削減,総経費,現排水の経費を年2%,5年で10%削減をする,この2つが柱になっておりますが,当然この計画に基づいて経営改善の取組みもされてきたと思いますが,19年度の経営内容につきましてどうなっているのか,赤字は解消方向に向かっているのか。これらの点につきまして,建設部長に答弁をお願いいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 建設部長久多見良三君。
    建設部長久多見良三君) おはようございます。19年度の経営状況についてご説明申し上げます。 まず,収益的収支で申し上げますと,収益では営業収益,つまり給水収益等でございますが,これが3億9,100万円,営業外収益下水道課からの徴収委託金でございますが1,340万円,総収益4億400万円でございます。また費用でございますが,営業費用が4億1,200万円,営業外費用企業債利息等でございますが,これが3,560万円,その他,過年度損益修正損が857万円,総費用の4億5,600万円となっております。したがいまして,平成19年度収益的収支決算は,当年度純損失約5,200万円となっております。主な費用を対前年度と比較しますと,減少分の主なものとしましては,職員給与費830万円,修繕費550万円,増加分の主なものとしまして,企業債利息約400万円,受水費3,150万円,過年度修正損850万円の費用増加となっています。 以上です。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 部長の説明では,前年よりも,あるいはこれまでよりも赤字が減るどころか,逆に前年よりも大幅に増えて5,200万円にも達していると,こういうことであります。健全化計画が出されてまだ2年しか経過しておりませんが,この計画とは大きくかけ離れているわけであります。これは,健全化計画そのものが間違っていたのか,それともこの計画を脇に置いて別の方針で取組んでこられた結果がこのような赤字を増やす結果になったのか,その原因を明らかにする必要があると思いますが,この点につきまして,建設部長はどのように考えておられますのか,答弁をお願いいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 建設部長久多見良三君。 ◎建設部長久多見良三君) 平成17年度に策定しました中期経営計画と平成19年度の決算の違いにつきましては,計画書を作成した後に1千立方メートルの購入を決定しましたので,中期経営計画に,これが計上されていないためであります。したがいまして,経費の修繕費及び動力費等は,前年度に比べ減少しているものの,受水費の増加分が計画書との開きになっております。今後は,計画書の見直しを行い,健全化を図ってまいります。また,この1千立方メートルの必要性でございますが,購入前は供給できる取水量が約9千立方メートルでありました。また,この平均使用量が約8,300立方メートル程度でございました。しかし,夏場のピーク時には9,200立方メートル程度まで上昇することもあり,配水池の受水タンク危険水位まで配水し,ようやく断水を回避するという厳しい供給状況でございました。現在,取水量が1万立方メートルまでに向上したことによりまして,区域拡大した走潟地区民間企業の開発が期待される宇土駅東地区など,新たな供給増に備えているところであります。 以上です。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 部長の答弁では,計画を策定しました後に,上天草宇城水道事業団より新たに1千トンの購入を決定したと。そのために受水費が増え,赤字が増加したと,このような趣旨の答弁をされました。その増加分は,走潟地区の今後の拡大や,あるいは民間企業の開発が期待される宇土東地区など,新たな水の需要が必要であると,こういうことで備えたということであります。しかし,健全化計画の中を見ますと,配水及び原水につきましては,年に2%から5年間で10%削減をする,年2%,5年間で10%を削減すると,このような計画になっておりますし,この方向で健全化を図るというふうになっておりますが,なぜこの計画に反して受水費を増やすのか。当然,受水費を増やしますと,それだけ赤字が増えるわけでありますし,理解に苦しむわけであります。そこで,水道事業者であります田口市長にお尋ねいたしますが,宇土東地区の開発に伴って民間企業が進出をする,そういう予定もあるので,事業団より1千トンの購入もいたしたと,こういうことも述べられておりますが,しかし今言いましたように1千トンを購入すれば,それは即赤字が増えるわけでありますし,また自ら策定されました健全化計画との関係も含めて,どのような考えでこの受水購入を決定されたのか,この点について考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(浜口多美雄君) 市長,田口信夫君。 ◎市長(田口信夫君) おはようございます。 福田議員の市の水道事業についての質問にお答えをしたいと思います。 その前に,少し宇土市の上水道事業の現状についてお話をしなければ,なかなかご理解いただけないんではないかと思いますので,お話をさせていただきますと,先ほど部長が説明をいたしましたように,上水道の現在水源として持っております1万トンのうちに,上天草水道企業団から今回1千トンを増やしてもらって5千トンということで,半分が上天草水道企業団から購入しておる水を供給しておるということでございます。ただこの水道事業運営をしていきます中で,実は18年度であったと思いますが,宇土市は花園水系と轟水系,2つの貯水タンクを持っているわけでありますけれども,花園水系の方には,今,水道企業団から購入した水を送水しておる。轟水系は,宮庄,あるいは飯塚,あるいは大曲と,そういったところで汲み上げた地下水を供給をしておるわけでありますが,この18年に大曲,給食センターの横に掘っている浜戸川のすぐ隣接するところでありますけれども,ここのポンプが故障いたしまして,汲み上げが事実上できなくなったわけです。そこで,私ども急遽,宇城市はじめ水道企業団構成団体にご相談をいたしまして,この救援水という形で企業団の水をいただいたわけでありますが,その後,改修をいたしまして,救援水はもう現在いただいていないわけでありますが,そのときに救援水というようなことで,確かにそういった事故等があったときにはお互いに協力をし合うということはしなければならないけれども,無料で救援水をというわけにはいかんと。構成団体から,それは当然なことでありますけれども,そういった話がございまして,私どもとしては,これはいつ何時事故があったときのというわけではございませんけれども,実は大曲の水源は非常に水質がよくないというようなこと等も含めて,なんとか地元に新たな水源を確保しようということで,飯塚地区の皆さんのご協力をいただいて,新たな水源を日量約800トンの水源を確保したわけでありますけれども,そのときに,もう議員の皆様方もご承知と思いますけれども,周辺の地域から猛反発が起きまして,田口市長は農家のことを考えとるのかと。農家の人たちも,この地下水でもって農業用水を使っているところがいっぱいあるのに,そういったところの取水ができなくなったらどうするのか。あるいは,農業用水として使われておる飯塚側の水が減っていると。市が飯塚の方にボーリングをしたためにこういう事態が起きておる。もう大変な批判がございまして,そのときに各集落ごとに私は説明にまいりました。結果として,この800トンをいただくについては,今後周辺の家庭の井戸なり,あるいは農業用の井戸なり,そういった農業用水,あるいは各家庭で掘っておられる井戸の水の推移を今後観測をして,そしてその水利低下の現象が起きた場合には,これはやめてほしいと,そういうようなことまで言われておるわけでありまして,宇土市内で地下水を採取するというのは,もう極めて困難な状況にあるということが1つ,ぜひひとつ,議員の皆様方,理解をしていただきたいというふうに思うのが1つであります。 それから,走潟の水は,ご案内のように,もう何年前になりますでしょうか,砒素が入っているというようなことで大変なこれまた大騒ぎになりまして,その後,走潟地域皆さん方から,上水道として整備をしてほしいというような強い要望もございまして,ご承知のように今年の2月から完成をして通水をしておるというようなことでありますけれども,現在,まだ受益戸数の半分にも満たないというようなことから,今後250戸ないし300戸の家庭に新たに通水をする必要があるということであります。 それから,今,福田議員がおっしゃったように,私どもは今,宇土駅周辺の開発だけで申し上げておるわけではございませんけれども,宇土の水の問題というのは,企業誘致に大変やっぱし難しい状況になってきております。例えば食品加工業のように,大量に良質の水を必要とする企業は,まずお話しがありましても誘致ができないと,そういうような状況があっておりますし,そうでないいろんな工場,工場の場合は大量にその上水道の水が必要となるわけではございませんけれども,そういった従業員の方々の水利用等々も含めて考えられるわけでありますが,特に今,宇土駅周辺の開発の中で,ホテルとか,マンションとか,あるいは大型のショッピングセンターでありますとか,そういったところについては,やはり相当の水をあらかじめ確保しておかなければ,とても上水道の供給は無理と,難しいということでは,そういった施設もまず立地が難しいと,そういう状況にあるということをまず理解をしていただきたいと思います。それと,今申しますように,不足をしたときに,直ちにどっかを水源を掘って,あるいは直ちにどこからか購入をしていうのは非常にこれは困難なものでありますから,しかも今,昨晩から大変な雨量があっておりますけれども,この梅雨時期の雨が少なかった年には,私どものこの地下水を汲み上げる,こちらの方の水源の揚水量がまた減るというようなことをこれまでずっと繰り返しをしてきておりますから,この程度のこの余裕水というのは,今,余裕水でありますけれども,私はこれは遠からず必要な水だというふうに思っておりますし,また,もしこれが,余裕水が余りにも大きいということになれば,水質の悪い方の揚水をしておるのを少し減らすか止めると,そういうようなことで対応していく必要があるというふうに思っておりますので,ただ水道事業の赤字の削減といいますか,赤字を減らす努力は,これから私どもも一生懸命やってまいりたいと思っておりますが,そういう事情を十分ご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 今,市長が答弁されましたが,確かに水の必要性というのは十分理解できるわけであります。しかし,今回追加されました1千トンについては,この水は購入したその日から,契約をしたその日から1トン当たり130円,年間4,700万円のこの負担が伴うわけであります。今,市の水道会計というのは健全化計画を立てられましたように,毎年大体これまでは2千万円前後の赤字を抱えている。ところが,この1千トンの購入につきまして,その一部は走潟地区での利用増に伴う売上が伸びまして,その一部は解消できると思いますが,しかし大半は経費として負担が増えて,赤字となって増えていくということはまた明らかであります。宇土駅東側の企業進出と,これがホテルとした場合の水の必要性を言われましたが,それも理解できるわけでありますが,しかしその企業,あるいは事業所の進出が3年先なのか,5年先のなのか,こういたしますと,今の時点でいきますと毎年5千万円以上の赤字が増えていく。現在,1億円ありました積立金は,すべて使い果たしております,剰余金は使い果たしておりますので,今後5年先には今のような状態であれば2億円を超える累積赤字を抱え込む,こういう深刻な状況になると私は考えておるわけでありますが,こうした赤字の責任は誰が取るのか。この対策は,市はどのように今考えておられるのか。この点について,考えを聞きたいと思います。 ○議長(浜口多美雄君) 市長,田口信夫君。 ◎市長(田口信夫君) 今,重ねての福田議員の質問でありますけれども,私が答弁をしたとおりでありますが,宇土市の上水道普及地域,これまで計画をしておりました普及地域は,ほぼ100%工事は完了をいたしておりますので,今後投資的な経費はほとんど見込めないだろうというふうに思っております。それらの借金返済等々は,まず大きな走潟地域のような大きな事業は今後見込めないと。要は,現在整備しておる普及地域の維持管理ということになってまいりますので,この維持管理につきましては,先ほど部長が答弁しておりますように,職員の維持管理に必要な最小限の職員は置く必要がございますけれども,工事等を積極的に行っていく部署の人員は必要とはなりませんので,そういったところの経費等々も考えていかなければなりませんが,上水道事業は,これは市民の皆さん方のご理解をいただかなければならないわけでありますが,水道企業団,広域水道事業につきましても,一部一般会計出資債のような税金から賄っていただいておりますし,上水道事業についても,場合によっては一般会計から少し助成をするというようなこと等も含めて,今直ちに料金改正というようなことでなしに,なんとかこれを改善するような努力を精いっぱいやっていくということを今の時点では申し上げておきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 17年,18年,こうした年度の経営内容を見てみますと,やはり経費を削減するといたしましても,一番大きな問題は,何といいましても受水費になっておりますし,これは節約もできませんし,切り下げることはできません。また,減価償却費,さらには起債の利息,こういう問題が大きな割合を占めているわけでありますし,この4,700万円という,1千トン分のこの負担というのは,今後の経営にとっては大変重荷になることは明らかであります。 そこで,この19年度の前の,17年,18年度の水の使用料等を見てみますと,大体1日平均配水量が8,200トンかから8,400トンと。これが家庭に届く,あるいは事業所に届いてお金になる。この有水量が1日平均大体6,300トン。このことからいたしますと,毎日大体1,900トンから2,100トンが家庭に届かないで途中で漏れている,あるいは不明水として消えている,これが実情であります。今,宇土市の水道会計健全化する上では,確かに水源の確保も大事でありますが,最も急いで手を打たなければならないというのは,この漏水を止める,この点につきましては,市長のこれまでの決断で,18年,19年,石綿管の前倒しの取り替えも行われまして,今後これらの改善は当然表れてくると思いますが,しかし,それでも1日2千トン近い漏水がある。これをどう止めるのか。ここに力を入れなければ,この状態が続きますとどんなに水源を確保しても次々に漏れていくと,このようになるわけであります。先ほど言われましたように,宇土市の場合,良質な地下水に恵まれていないと,こういうことで市民の使用する約半分以上を購入しなければならない。これまでの水道経営のあり方を変えなければならない,このような事態に今,なっているわけであります。そこで,市民の皆さん方の負担を求めないでどのようにしてこの改善を図っていくのか。こういたしますと,やはり今言いました漏水を止めていくと,これが必要であります。現在,県下には自治体が経営する28の水道事業所がありますが,その平均の有水率というのは87.2%と宇土市よりも大体10ポイント高いわけでありますし,熊本市が90%,このようになっております。高い水を購入して家庭に届けなければならないというような宇土市の事情からいたしますと,やはり一滴の水でも無駄にしない,このような立場からこの問題の解決に当たることが必要だと考えますが,今後こうした問題も含めまして,市民に値上げをしないでどのように健全化を図るのか,この点につきましての部長の答弁をお願いいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 建設部長久多見良三君。 ◎建設部長久多見良三君) 健全化対策といたしましては,平成19年度には1名,さらに平成20年度には2名の職員削減,また走潟地区への未加入世帯へのチラシ配布や各区長のご協力をお願いいたしまして,同伴によりまして個別訪問など加入促進に取組んでいるところでございます。しかし,赤字の最大の要因となっている不明水を減らし,有収率を向上させることが喫緊の課題であります。これまで主な漏水の原因は,老朽化した石綿管の確率が高いとして改修工事に取組み,19年度には工事を終了いたしました。しかし,結果として有収率1.7%,有効率としまして5.2%が向上しましたものの,いまだ16%が不明水となっております。地盤面下から発生するすべての漏水箇所を特定することは大変難しい作業でありますが,先進地の例なども十分研究しまして,これまで行っていた漏水調査方法の見直しを図りまして,漏水対策の強化に努めます。これによりまして収益性を高めることにより,健全経営を目指したいと考えております。 以上です。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 今の答弁の中で,有収率は1.7%向上し,有効率は5.2%向上していると,このような答弁もありました。しかし,問題は有効率と有水率が開くと,大きく開くということも問題でありますし,当然その中には不明水があるというふうに考えなければなりませんし,この問題では一部地域に無料で配水をしていると,この問題についても早急な解決をお願いする。強い決意でこの問題には取組んでいただきたい,このことを要望いたしまして,次に定員適正化計画について質問をいたします。 市は,定員適正化計画をつくりまして,職員の削減をこれまで計画的に進めてこられました。この10年間でどのくらい職員を削減されたのか,総務企画部長にお聞きをいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 総務企画部長,池田信夫君。 ◎総務企画部長(池田信夫君) 職員の削減,どうなっているのかとのご質問に答えをいたします。 平成6年度,平成13年度,平成17年度に策定をいたしました各定員適正化計画に基づき,これまで計画的に職員削減を進めてきております。具体的に申しますと,平成10年4月1日現在の総職員数は362名でしたが,今年4月1日現在の職員数は279名であり,83人,パーセントで申しますと22.9%の削減を行っております。ただし,平成10年当時は国体推進室が設置をされており,保育園や給食センターの調理,配送部門,市民会館などの施設を直営で運営しておりましたので,単純な比較はできません。現在,直営で運営していないこれらの部門を除外をした平成10年の職員数は300名であり,現在と比較をすれば21名,パーセンテージでいいますと7.0%の削減を行っていることになります。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 平成10年4月1日現在で職員数は362名。それが20年4月1日では279名で,これを比較しますと83名の削減になる,このようなことであります。しかし,保育園や給食センターの調理・配送部門など,現在は直営で運営していないので,これらを除外いたしますと21名の削減であるというふうに言われております。しかし当時はこうした部門というのは市の職員として当然扱い,賃金も支払ってきたわけでありますし,当然,それらの削減に伴いまして,人件費もそれだけ負担が軽くなっているわけであります。市の財政健全化計画にとりましては,こうした職員削減の効果は大きなものがあるかと思いますが,一方では,これまでそうした職員の方々に支払われておりました賃金がなくなる,こういうことで,地域の経済にとりましては購買力の落ち込みや経済の活性化にとっては大きなマイナスになっているということも明らかであります。 しかし私は,こうした職員削減がどのような問題をもたらしているのか,3つの点から見ていきたいと思うわけであります。 1つは,職員の削減によって,現在の職員で手が回らないと,こういうことで,それらの仕事を補うために,当然,臨時職員とか非常勤職員で対応されていると思いますが,これらの方々が現在どのくらい雇用されているのか。そして,これらの方々が大体年間どのくらいの賃金を受け取られるのか。 2つ目には,こうした職員の削減に伴いまして,職員の有給休暇,年休の取得はどうなっているのか。大体年間平均何日ぐらいになっているか。この点についてもお尋ねしたいと思います。 3つ目は,職員の削減に伴いまして,職員一人一人の仕事量が増える,なかなか休暇も取れないし,慣れない仕事もしなければならない,このようなことからストレスが溜まって,やはり心の病気になる,こういう方々も増えているんじゃないか。これにつきましては,現在,そういう職員の方がおられるのか。あるいは,これまでの過去2,3年の間に何人ぐらいおられたか。これを併せてご答弁を総務部長にお願いをいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 総務企画部長,池田信夫君。 ◎総務企画部長(池田信夫君) 削減が進んだ結果,どうした問題が生じたのか,3点についてご質問でございますのでお答えをいたします。 ここ数年の有給休暇の平均取得日数は,平成16年が7.1日で最も少なく,平成17年度以降は増加傾向にあり,平成19年は8.9日となっております。これは,少子化対策である次世代育成支援対策推進法に基づき,平成17年4月に策定をした「特定事業主行動計画」において,有給休暇の平均取得日数を10日以上とする目標を掲げて取組んでいる効果だと思っています。これは,職場環境の改善にもつながるものであり,今後も目標達成に向けて取組んでいく予定であります。 次に,職員のメンタルヘルスに関するご質問でございますが,現時点においては,メンタル系疾患により長期休養をしている職員はおりません。メンタルの問題は,現代においては官民問わず深刻な問題となっております。本市においては,職員に対して研修会を実施をしたり,「うつ病予防」の冊子を配布したりして「うつ病」の予防と早期発見に向けて取組んでいるところでございます。 次に,非常勤職員等の増加に関するご質問でございますが,職員を削減した分をそのまま非常勤職員等に切り替えている訳ではございません。職員削減にあたっては,指定管理者や民間委託などに移行した部門もございますが,機構の見直しで幾つかの部署を統合する際は,一般職員ではなく,主に課長補佐やあるいは係長職を減らして対応をいたしておりますので,一部補充にとどめる形でございます。また,補充を行う部署においても週40時間のフルタイムではなく,週30時間未満の非常勤対応といたしております。ちなみに,現定員適正化計画策定以前の平成16年と現状の職員数について,指定管理者や民間委託,新規事業,幼稚園などの大きな変動要因を除外して比較をしてみますと,総職員数では18人減となっております。一方,補充のための臨時・非常勤職員は9人増でございますが,このうち産休等に伴う代替分が4人増えておりますので,臨時・非常勤職員の純粋な増員,これは5人という状況でございます。 次に,非常勤職員の賃金等の問題についてでございますが,就労しながら扶養を受けるための限度額である年収103万円を一つの基準として単価と勤務時間の設定を行っているため,非常勤職員の大半が年収103万円以内に収まっております。サラリーマン家庭で扶養を外れた場合,社会保険料や厚生年金を個別に支払うことになるため,単価を上げたり勤務時間を増やしたりいたしますと,逆に手取りの収入が減少してしまうという逆転現象が起きてしまいます。現時点でそれらに配慮をした形で単価と勤務時間を設定をしておるということでございます。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 職員の休暇の問題につきましては,一番悪いときが7.1日と,現在8.9日ということでございますが,この休暇を,例えば20日間完全に消化すると,こういう場合に,職員がどれくらい必要なのかと,現在よりも。そのような計算を,あるいは調査をされたのかどうか。されておれば,その不足する人数についてお聞きしたいわけでありますが,されていないということでありますならば,今後ぜひ調査をして,どのくらい必要なのかと,この点について早急な調査をお願いしたいと思いますが,その点についてどうでしょうか。 ○議長(浜口多美雄君) 総務企画部長,池田信夫君。 ◎総務企画部長(池田信夫君) お答えをいたします。 調査はいたしておりませんので,今後早急に調査をしたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) よろしくその点お願いいたします。 部長の答弁で16年度以降の職員の削減が18名ということでございました。そのため,補充の臨時職員や非常勤職員,差し引き5名程度増えているということであります。しかし,16年度の非常勤職員の数,さらには一番新しい現在,4月1日現在の職員の,非常勤職員の数,これをいただきまして,現在は20名の非常勤職員が雇用されておるということであります。そして,そのうち6名が産休の補充ということでございまして,差し引き14名が職員減などに伴うこの補助職員として働いておられると,このように聞いているわけであります。そして,これらの方々の賃金につきましては,先ほど言われましたように大体平均100万円から102万円程度というふうに今お聞きをしております。つまりこういう方々は高校卒業してすぐに市に正式採用される,こういう職員の方々に比べましても,大体3分の1程度,あるいはそれ以下ではないかというふうに思うに思うわけであります。そして,先ほど言われましたように3年間で18名職員を削減する。その補充として,逆に14名の臨時職員や非常勤職員が現在働いておられると。つまり,その削減の大半,これが非常勤職員に置き換えられる,このようになっているわけであります。今,全労働者の3分の1が派遣など不安定雇用と言われておりますが,若者は半分が非正規の雇用と,賃金も大体年間200万円以下,いわゆるワーキングプアと言われる貧困層がどんどん広がっているわけであります。私は今,市が進めているのは,まさに官製のワーキングプアというものではないか。市が,行政が正式な職員を減らしている。高校卒業程度の新職員よりも3分の1,あるいはそれ以下でこの雇用する。そういう事態をつくりだしている。私はこれは問題だと思うわけであります。臨時職員や非常勤職員というのは,私はあくまでも一時的,臨時的なものに限る。そういたしますと,それは産休とか育児休暇,こうした問題に限定する必要があるのではないかというふうに思うわけであります。当然,減員に伴う必要な仕事については,やはり計画的に臨時職員や非常勤職員を減らして正職員を増やしていく,このことが大事ではないか。 これが第1点でありますし,第2点目は,有給休暇につきましても,平均取得率が8.9と。そして,これをさらに高めるために,10日以上を目標にしているということであります。私は,この目標自体が問題だと思うわけであります。やはり,公務員の職場で半分を取得するのを目標にする,こういうことでなくして,やはり100%消化できるような人員配置や対象をつくっていく,このことが大事ではないか,このように考えるわけであります。現在,ストレス等が溜まって心を痛んでいる,そのために休職している職員はいない,幸いでありますが,しかしこれまでには何名かの方々がいらっしゃいましたし,こうした勤務状態が続くならば,今後当然,そうした方々も増えてくるんじゃないかと思うわけであります。私はこうした点からいたしまして,市長にお尋ねいたしますが,やはり適正化計画は改めて必要な人員につきましては計画的に補充をしていくと,このことが必要ではないか。やはり,行政がワーキングプアと言われるような貧困層を拡大していく,そういうことはよろしくないと思いますし,市長の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(浜口多美雄君) 市長,田口信夫君。 ◎市長(田口信夫君) 福田議員の職員の適正な定数管理というようなことでのご質問でありますが,実態は今,部長がお答えをしたようなことでございまして,私どもは決して必要な部署に不足する人員を配置をしておるということではございませんけれども,どうしても市の職員でやらなければならない仕事については,きちっと市の職員でやっていく。しかし民間で十分お願いできる分野については,民間にお願いをする,あるいは指定管理者制度等を活用させていただく。そういうようなことで,職員の定数管理に努めてきたわけでありますが,加えて組織のスリム化といいますか,これを検討する中で,極力,今,部長が申しましたように,管理職の分野については,ある程度組織のスリム化をして,職員数の適正化に努めると,そういうようなことでやってきたわけでありますが,しかしながらこれほど財政が厳しくなってまいりますと,今,福田議員,厳しい指摘はされますけれども,やはり納税者の立場からすると,民間のこの厳しいリストラ,あるいは大変な労働の中で頑張って税金を納めていただいた方々のこの税金で仕事をやっておる側が,そういった取組みを,改革の取組みをしないということでは,私はこれは許されない。そういうようなことで,精いっぱいの,今申しましたように,休暇も取れない,休みも取れないと,そういうような状況で私は絶対にないと思っておりますし,また職員のいろんな健康管理といいますか,そういった仕事上の悩み等々でそれらが病になるというようなこと等については,やはり職場環境なり,十分日ごろ,上司はもとより,その職場職場で十分配慮をして,そういった職員を出さない,そういう努力はしていかなければならないというふうに思っておるところでございます。 ○議長(浜口多美雄君) 福田慧一君。 ◆14番(福田慧一君) 民間でできることは民間でということも言われました。確かに給食センターなどの調理・配送部門などは指定管理者,民間に委託をされておりますが,この問題につきましても前回の質問で指摘しましたように,まさに偽装請負の疑いが極めて強い。そしてこれらの方々は,極めて安い賃金で働いておられる。このような状況であります。また,税金で運営している以上,やっぱりそうした無駄をなくしていく,改革は必要だと。私は必要な改革について,そのものを否定しているわけではありませんが,しかし,市は一方では企業誘致に力を入れまして,雇用の促進,財政の強化をしていくと,こういうことから企業誘致に力を入れている。そのために,進出企業に対しましては税金の免除や減免,融資の利子補給,さらには雇用した企業に対しましての雇用奨励金,こういういろいろな手立ても尽くして企業誘致に努められております。そこで,この10年間,どれくらいこうした誘致企業での雇用が生まれているのか。この点について調べてみました。パートとかなんとか,動きの激しい問題についてはわかりませんが,しかし1年以上安定して働いた,こういう方々はこの10年間3社で22名と,このような状況になっております。相当な力を入れ,職員も配置をして取組んでいてこのような状況であります。しかし一方,先ほど言いましたように,市の方では80数名の実質的な人員削減が行われている。そして,市民の皆さんも税金で運営しているというふうに言われましたけれども,こうした企業誘致については大変歓迎をされ,働く場を求めておられるわけであります。しかし,誘致企業で働くのと市の職場で働く,これは地元で働くという点から考えれば,より市の方が安定して働くわけであります。その点で,私は,先ほど言いましたように,臨時非常勤職員というのは,あくまでも一時的,臨時的,このような観点をはっきりさせて,やはり必要な職員の配置については計画的に増やしていく,このことが費用ではないかと。このことを強く市長に求めまして,今回の一般質問を終わらせていただきます。大変ご清聴,ありがとうございました。 ○議長(浜口多美雄君) 3番,九谷新吾君。 ◆3番(九谷新吾君) ただいまから一般質問を行いますが,今回,一般質問運動公園駐車場確保について,もう1点は宇土市の歴史的人物の顕彰について,この2点を質問席から質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 九谷新吾君。 ◆3番(九谷新吾君) それでは,まず1番目でございます。運動公園の駐車場の確保の件でございます。私は週に3,4日ほど運動公園の方で保健センターからメタボリックの指摘を受けてジョギングに行っております。その折り,何回となくですね,目にすることがございました。これが今申し上げた駐車場の問題でございます。土曜・日曜はさることながら,大会,あるいはイベントがあるときには,もう完全に満車状態だという状況がございます。駐車場が不足するということ,ひいては大会の招致なり,イベントの開催についても支障をきたすような部分があると。それと,土曜ですけれども,市外からお見えになった方々が大変苦労して周辺の駐車場をお探しになると。はては,お隣のシティですか,ショッピングセンターの方に車を止めて立体交差の,鹿児島本線の立体交差を渡ってこちらにお見えになるという状況を見ております。そういったあたりで,この運動公園の利用状況とその実情について,教育部長にまず最初お尋ねをいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 教育部長山内清人君。 ◎教育部長山内清人君) 運動公園の利用については,土曜日や日曜日等,大会が重複した場合,駐車場が不足するという声をよく聞くがということで,運動公園駐車場の実情についてお答えします。 宇土市運動公園は,グラウンド,テニスコート,プール,弓道場,体育館,武道館の6つの施設がありまして,宇土市のスポーツ活動の拠点として多くの市民の方はもとより,市外からもご利用いただいているところでございます。駐車場の現状としましては,市民体育館前駐車場が90台,市民グラウンド横が30台,テニスコート前が60台の合計180台が駐車可能となっています。昨年,平成19年度の利用状況を説明しますと,グラウンドが559件,2万4,647人,テニスコートが2,248件,2万3,943人,プールが57日開園で1万480人,弓道場が510件,2,485人,体育館が3,218件,6万8,165人,武道館が1,161件,1万3,465人の合計7,753件で,14万3,185人と多くの皆様にご利用いただいております。利用にあたりましては,ほとんどの方が自家用車で来場されておりまして,特に土曜・日曜など,大会が重なった場合に駐車場が満杯になり,不足する場合も発生しているのが実情でございます。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 九谷新吾君。 ◆3番(九谷新吾君) まさしく,教育部長の答弁の,満杯になり不足する場合も発生しているのが実情でありますという答弁をいただきました。6月の6,7,8ですか,世界のあじさい展が開催されまして,住吉のマンドリンが中心になって,体育館の方に急遽変更して開催されました。そのときの,これは駐車場,それから運動公園側,それから旭団地の道路の側面に駐車をされている場面の写真でございます。これについては,滞留時間がそこ長くて30分から40分であろうと,あじさいを見て帰られるわけですから。ところが,1つのイベント,ついこの間,人権の総会があそこの体育館で開かれましたけれども,まさしくあのときも写真,撮ろうかと思ったんですがカメラがなくて,もう本当に飽和状態みたいな,満杯状態の駐車場の状況でございました。特に大会,あるいはイベントについては,お見えになった方々の滞留時間というのは大変長うございます。スポーツ大会にしては,負ければお帰りになるかもしれませんけれども,そこそこ数時間は運動公園周辺にいらっしゃると。ということは,通常の市民の利用者,あるいは市外からお見えになった方々の利便性を考えると,本当にいかがなものかなというふうな感じがしております。4月1日から指定管理者制度に移行いたしておりますけれども,民間のNPO法人,宇土スポーツクラブが冒頭申し上げたように,大会を招致する,あるいはイベントが受けやすい環境整備をするという意味においては,管理監督をする行政側の対応というのは,早急に何か対策を講じる必要があるというふうに思っております。 そこで,ジョギングする傍らでありますが,この新幹線の高架橋下であります。これだけのスペースが,今,こちらの場所にあるわけですけれども,何らか方策ができないものかと。私自身,目測ですけれども,最低でも70台以上は停まるんではないかなというふうに思っております。そのあたりについて,教育部長のお考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(浜口多美雄君) 教育部長山内清人君。 ◎教育部長山内清人君) 運動公園駐車場の駐車場不足は否めないのが現状であると。これを少しでも緩和するため,新幹線高架橋下を駐車場にしたらどうかということにつきましてお答えいたします。 新幹線工事につきましては,平成23年春の開業を目指して,現在工事が進められているところですが,工事前にありました樹木,樫の木,山桃等につきましては,現在別の場所に移植しています。完成後は基本的に原形復旧したいと考えています。議員提案の高架橋下を駐車場として利用してはどうかということですが,高架橋下の現況は,公園用地が幅8メートル,長さ200メートルで,駐車場と利用する場合若干狭く,JR用地である幅3メートル,長さ200メートルの借用や進入口及び出口等の整備が必要になって来ると思われます。今後の利用方法につきましては,議員提案の駐車場利用も含めまして,昨日論議になりました言葉ですが,検討してまいりたいと考えております。 ちなみに,新幹線高架橋下を駐車場として利用した場合,約80台の駐車が可能となります。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 九谷新吾君。 ◆3番(九谷新吾君) ありがとうございました。この検討については,前向きな検討だということで受け止めさせていただきたいと思います。JR側についても,機構についても,交渉というんですか,折衝には幾つかのハードルがあるかと思いますけれども,ぜひとも市民の利便性,あるいは運動公園を利用される方々の快適に駐車できるという環境づくりについても,行政側の対応をお願いしたいと思います。 それと1点,提案でございますが,一昨日,昨日ですかね,朝6時から運動公園の駐車場の写真を撮影してまいりました。プール前が4台でございます。朝6時です。それから運動公園のグラウンド側のトイレの前の駐車場が1台でございます。停まっている数ですよ,停まっている数でございます。そして体育館前が1台でございます。体育館にダンプが1台停まっておりました。以上でございます。それが9時になりまして調べたところですね,プール側が20台です。そしてこの運動公園グラウンド側が27台でございます。そして,体育館側ですね,ちょっとこれは写真を貼付していませんけれども,実数数えて30台ぐらいあったと思います。というのは,この日はグラウンドも体育館も何もあっておりません。以前,市民会館でもそういった問題が,駐車場の問題があったように聞いておりますけれども,市民の方たちがお使いになっているというふうにわかるわけですが,周辺の会社か,企業か,わかりませんけれども,こういったのも抜本的な対応ということで行政側の対応が必要ではないかなということを感じました。 それから,もう1点は,宇土・境目線の立体交差がございます。今,JR側の工事をやっている関係者の車両が,この立体交差の下に駐車しておりまして,今朝,これは10台停まっております。私のまた目測でいくと,この立体交差の下を駐車場にすれば優に30台は確保できるんではないかなという感触をというか,感じを受けておりました。先ほどのJR側の新幹線高架橋下と合わせて,こちらの方も何らかの対応をされた方がいいんではないか。というのは,1つはホームレスの方々がいらっしゃるということ。それと,不法投棄がこの状況にしていると,今の時点ではJRの工事の関係で不法投棄はありませんけれども,以前は結構ここには不法投棄が置かれておりまして,そういった対策も含めて,こちらの方も駐車場として確保するならば,優に30台程度が確保できるということを提案をして,次の質問に移りたいと思います。 続いて,宇土市の歴史的人物の顕彰についてであります。この質問については,先の3月の議会において,木下教育長の方からご答弁をいただきました。「世界に羽ばたく教育立市」というのがございまして,その中に地元が生んだ歴史的人物の紹介が細川公にはじまり,いくつかのお名前をそこで聞いたわけですけれども,恥ずかしながら,私自身もこんな方が宇土にいたのかというぐらいの感覚で3月議会で教育長の答弁を拝聴いたしました。そういうところから,今回の顕彰についてというふうな質問に至っております。国・県や宇土市に功績を残した歴史的人物を讃え,末永く語り継ぐ顕彰制度や先人の尊く遺品を収集保存し,さらには展示公開するための既存の公共施設,もしくは民間施設を活用した顕彰館の必要性を改めて自分なりに感じております。宇土が他市,他県にも誇るような歴史上の人物にどのような方がおられるのか,教育部長にお尋ねしますけれども,あと,郷土の歴史上の人物の業績を知り顕彰するために,遺品や写真,関係資料などを収集する考えはないのか。また,そのような先達の生き方や考え方を子どもたちの教育,あるいは歴史学習に活かすような顕彰館の設置はできないのか。顕彰館については,冒頭話したように財政事情を考え,新たに新設するということではなく,既存の公共施設や展示,空間スペースを活用,確保して展示することはできないか,教育部長にお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(浜口多美雄君) 教育部長山内清人君。 ◎教育部長山内清人君) 宇土市の歴史的人物の顕彰についてのご質問にお答えします。 ご質問にありましたとおり,宇土市には郷土を代表する優れた先人が数多くおられます。古く遡れば,鎌倉時代に最初の緑川橋をかけた寒巌義伊や宇土城主小西行長,それに小西行長の養女となった(おたあジュリア),このジュリアに関しては,現在,熊日の夕刊に連載されております。また,天草四郎は天草の乱で有名ですし,吉良上野介の額の傷を治したのは,宇土市栗崎出身の南蛮医,栗崎道喜の子孫であり,宇土細川藩の5代藩主,細川興文や宇土細川藩から肥後細川藩主になった肥後10代藩主,細川斉茲,肥後12代藩主,細川斉護,8代横綱,不知火諾右衛門などがいます。さらに明治以降に活躍された方々として,細川行真,上羽勝衛,嘉悦孝子,小畑惟清をはじめとして,政治・経済・教育関係に数多くおられます。それらの人の顕彰制度としては,名誉市民として,その功績をたたえる制度や本年行う予定にしています市制施行50周年記念式典での市政功労者表彰,宇土市独自ということではありませんが,熊本県の顕彰制度である熊本県近代文化功労者への推薦などによる方法も実施しておりまして,新制度の設置は今のところ考えておりません。それらの方々の人物像などについては,『新宇土市史普及版』宇土の歴史百話という形で,中学生でも理解できるような本を本年中に発刊する予定で,それとは別に,これも本年発行予定の『新宇土市史通史編第3巻』の中に,人物コラムとして,約30名と人となりについて収録するようにしています。また,多くの先人の業績や人物については,市史編纂事業によって文献や文書資料等を中心に収集し,編纂室に数多く収蔵しています。しかし,遺品であるモノ資料については,これまで収集してきてはおりません。これらの資料については,今後も機会あるごとに公開活用を図っていくつもりですし,市内外にPRを進めて行きたいと思います。平成14年に市立図書館郷土資料室において,名誉市民の方の展示会を行ったこともありますが,解説パネルや写真パネルを中心としたものでした。パネル類の展示については,今後も市立図書館を活用して入れ替え展示の形で実施して行きたいと思います。 以上でございます。 ○議長(浜口多美雄君) 九谷新吾君。 ◆3番(九谷新吾君) どうもありがとうございました。今の答弁の中に,小西行長,天草四郎と不知火諾右衛門と,よく名前は聞くんですが,詳しくですね,状況的なものを知る上において,この顕彰した上で多くの子どもたち,あるいは市民,あるいは市内外の方々に紹介するスペースというのですか,そういうのがあってはどうかなという思いで今回の一般質問をいたしました。特に今年,市長の冒頭の,市長提案理由説明の中に,文教の担当になりますが,議案第56号に「教育の日」という制定がございます。こういったことを含めながら,この市政50周年の節目の中で,これまでの歴史のある方々,歴史上の人物を顕彰していく,私どもがもっと詳しく知ろうという姿勢を表すような機会,場所があってもいいんではないかということをお伝えしたいと思います。今回のその質問の柱ですけれども,あくまでもその功績を称える制度をつくってくれということで質問をしているわけではございません。より身近に宇土市の歴史上の人物の方々が,子どもたちあるいは私たち市民,市内外にもっともっと知ってもらえるような機会,スペースをつくっていただきたいということの要望として私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(浜口多美雄君) 以上で,質疑並びに一般質問は全部終了いたしました。質疑並びに一般質問を終結いたします。            -------○------- △日程第2 常任委員会に付託(議案第1号から議案第43号,45号) ○議長(浜口多美雄君) 日程第2,市長提出議案第47号から議案第61号までの15件につきまして,本日配付の平成20年第2回宇土市議会定例会常任委員会付託議案一覧表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。            -------○------- △日程第3 常任委員会に付託(請願・陳情) ○議長(浜口多美雄君) 日程第3,陳情については,お手元に配付の請願,陳情文書表のとおり,所管の常任委員会に付託をしましたから,ご報告いたします。 以上で,本日の日程は全部終了いたしました。13日金曜日は,日程では質疑並びに一般質問となっておりますが,本日終了しましたので,休会といたします。 なお,常任委員会は,16日総務市民委員会,17日経済建設委員会,18日文教厚生委員会となっておりますので,よろしくお願いいたします。 次の本会議は24日,火曜日,定刻に会議を開きます。 本日は,これをもって散会をいたします。ありがとうございました。            -------○-------               午前11時32分散会     平成20年第2回定例会常任委員会付託議案一覧表総 務 市 民 常 任 委 員 会 議案第47号 専決処分の報告及び承認を求めることについて         専決第3号 平成19年度宇土市一般会計補正予算(第7号)について 議案第50号 専決処分の報告及び承認を求めることについて         専決第7号 宇土市手数料条例の一部を改正する条例について 議案第51号 専決処分の報告及び承認を求めることについて         専決第8号 宇土市税条例の一部を改正する条例について 議案第52号 専決処分の報告及び承認を求めることについて         専決第9号 宇土市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 議案第53号 ふるさと宇土応援寄附金条例について 議案第58号 熊本県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一        部変更について 議案第60号 平成20年度宇土市一般会計補正予算(第1号)について経 済 建 設 常 任 委 員 会 議案第47号 専決処分の報告及び承認を求めることについて         専決第3号 平成19年度宇土市一般会計補正予算(第7号)について 議案第57号 宇土市公共下水道宇土終末処理場の建設工事委託に関する協定(その7)の        締結について 議案第60号 平成20年度宇土市一般会計補正予算(第1号)について 議案第61号 平成20年度宇土市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について文 教 厚 生 常 任 委 員 会 議案第47号 専決処分の報告及び承認を求めることについて         専決第3号 平成19年度宇土市一般会計補正予算(第7号)について 議案第48号 専決処分の報告及び承認を求めることについて         専決第4号 平成19年度宇土市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)               について 議案第49号 専決処分の報告及び承認を求めることについて         専決第5号 平成19年度宇土市老人保健医療特別会計補正予算(第3号)               について 議案第54号 宇土市児童センター条例の一部を改正する条例について 議案第55号 宇土市重度心身障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例につい        て 議案第56号 うと教育の日を定める条例について 議案第59号 熊本県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約        の一部変更について 議案第60号 平成20年度宇土市一般会計補正予算(第1号)について     平成20年第2回宇土市議会定例会請願・陳情文書表*陳情┌──┬────┬───────────────┬──────────────┬───┐│受理│ 受 理 │               │              │付 託││  │    │   陳 情 の 件 名   │  陳情者の住所・氏名   │   ││番号│ 年月日 │               │              │委員会│├──┼────┼───────────────┼──────────────┼───┤│平成│    │「国による公的森林整備の推進と│菊池市隈府907        │経済 ││20年│20.5.23│国有林野事業の健全化を求める意│全国林野関連労働組合    │建設 ││2 │    │見書」提出を求める陳情    │熊本森林管理署分会     │   ││  │    │               │執行委員長 北里孝徳    │   │└──┴────┴───────────────┴──────────────┴───┘...